オウンドメディア戦略【WordPressを駆使して中小企業のビジネスを成長させる方法】③実践編:WordPressを用いたオウンドメディアの構築手順

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こちらは前回の記事の続きです。前回の記事をご覧いただいてからお読みいただくと、さらに理解が深まります。

実践編:WordPressを用いたオウンドメディアの構築手順

WordPressの基本的な機能とメリットを理解したところで、次に具体的な構築手順を解説します。

ドメインの選定、ホスティングサービスの選び方、必要なプラグインの設定、そしてコンテンツ戦略について説明していきます。

ドメイン選定とホスティングサービスの選び方

まず最初に、ウェブサイトのアドレスとなるドメインを選定します。

ドメインは企業やブランドの名前を含むものが一般的ですが、独自性を持たせたり、検索エンジンでの表示順位を上げるためにキーワードを含めるなど工夫が必要です

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次に、ホスティングサービスを選びます。

ホスティングサービスはウェブサイトをインターネット上に公開するためのサーバーを提供しています。

選び方のポイントは、サーバーの安定性、セキュリティ対策、顧客サポートの充実度、料金、そしてWordPressのインストールのしやすさなどです。

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必要なプラグインの設定

WordPressの魅力の一つは豊富なプラグインですが、すべてをインストールするとサイトが重くなるため、必要なものだけを選んで設定します。

SEO対策には「Yoast SEO」、セキュリティ強化には「Wordfence」、キャッシュ機能でサイトの高速化を図るには「WP Super Cache」など、目的に応じたプラグインを選びます

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コンテンツ戦略

オウンドメディアの成功の鍵は、読者が価値を感じるコンテンツを継続的に提供することです。

そのためには、まず自社の目的やターゲットとなる顧客を明確にします。次に、その顧客が求めている情報は何か、どのようなフォーマットで提供すべきかを考えます。

記事、インタビュー、レポート、動画など、多様なコンテンツ形式から適切なものを選びます。

そして、コンテンツの作成と公開には一定のリズムが必要です。更新頻度は週1回から1日1回など、自社のリソースと顧客のニーズを考慮に入れて決定します。

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まとめ

以上のステップを踏むことで、効果的なオウンドメディアをWordPressで構築できます。

しかし、構築だけで終わりではありません。次章では、構築したオウンドメディアの運用・改善のためのアナリティクスの活用方法を解説します。